ある会社の高齢者活用
昨夜の雨から一転、スッキリとした青空!!気持ちの良いものです。
2008年に入り、もう2月も終わりに近づきました。3月中旬から4月にかけては労働保険の決算もあり、あわただしくなります。年度替りでなにかと仕事が立て込みますので、ミスのないよう一日一日計画を立てて仕事に取り組みたいと思います。
さて、今朝は日経新聞から高齢者活用に関する記事を紹介します。
−食品スーパー、パート定年延長・ライフ70歳、いなげや68歳 −
食品スーパー最大手のライフコーポレーションは5月、パート社員の定年を64歳から70歳に引き上げる。同業のいなげやも現在より3歳上げて68歳にした。両社とも時給は維持する。若年層の雇用情勢改善でスーパー各社はパートの新規採用が難航している。改正高年齢者雇用安定法が従業員に就労機会を与えるよう企業に義務付ける65歳を超え、勤務経験の長い高齢者のつなぎ留めに乗り出した。
ライフの新制度では、パートの時給は原則として雇用制限が64歳のときと同じ水準とする。契約の種類により月間130時間以上のケースもある労働時間を週16時間以内と短くし、健康などに配慮する。同社では全パートの6%に当たる1300人が60歳以上。10年以上勤務する人も多く、優秀な人材を確保するため70歳まで働けるよう就業規則を変える。(記事終了)
ハローワークや求人誌に求人を出しても、応募が1件もなかったという声もよく耳にします。業種や職種にもよるのかもしれませんが、労働力不足は身近に感じる問題となっています。
やはり、女性・高齢者・外国人の活用は欠かせません。
4月1日に施行される改正パートタイム労働法でも『パート』を4段階に区分し、最も厳しくは『差別禁止』などを企業に課していますので、皆さんの会社でも今ある仕事を棚卸し・仕分けして、正社員がやるべき仕事・パートさんでもできる仕事を見直してみてください。きっと、会社の仕事というものを考える良い機会だと思います。