「2010年給与改定の仕方 セミナー」 を開催しました
「今は、昇給なんてとてもとても」というお声もよく聞きます。けれどもいくら不況だとはいえ、やはりこの時期、社員は期待してしまうもの。経営者ともなれば、何らかの工夫をし、手を打たなければなりません。今回の賃金セミナーは、苦しい中での給与改定のお話しでした。
≪参加者の皆様からいただいたお声の一部≫
■総合的に給与の考え方を聞くことができ、参考になりました。自社で取り入れる基準がよくわかりました。自社でできているところできていないところを判断できます。
⇒ まず、総合的な、大まかな理解をしていただき、その次に自社に合った部分を取り入れていただいたり、工夫をするヒントにしていただけたらと思っています。ありがとうございます。
■ 厳しい状況の中であらゆる方法を用いて経費削減が必要と考えています。今回方法論を説明していただきましたが、いかに従業員のモチベーションを落とさずに理解していただけるのか、今後考え、取り入れられるものは取り入れていきたいと思います。
⇒ そうですね。いくら人件費の面で工夫しても、社員のモチベーションが下がってしまったのでは台無しです。経営者は、人の気持ちをよく考え、理解して、企業経営にあたることが大切ですね。
■ 非常に悪い経済状況の中で昇給も困難ですが、従業員の不満を増やさないようにします。
⇒ 多くの企業では、昇給は困難です。けれども、だからといって「しょうがないだろ」「わかるはずだ」では、おっしゃるように不満が増えてしまいます。工夫のしどころですね。
■企業の規模・業種・経営状態により対応は様々ですが、法律の定めたルールの中で知恵を絞り勝ち残ることが求められています。労務管理は企業の根本的な考えを表わすものですので継続できる制度を構築していきます直接・間接的に参考にさせていただく部分があり、あらためて資料を見直してみます。
⇒ “人”の問題を扱う労務管理は、企業の根本的な部分ですね。給与改定の目的をよく考え、実践し、苦しいながらも勝ち残りましょう!
■大変興味深いセミナーでした。経営者として従業員がいかに幸せになってもらえるか、よく現状を分析して検討したいと思います。ありがとうございます。
⇒ 従業員の幸せを大切にしていらっしゃる、社長様のお言葉からそれが感じられました。給与改定もその方策のひとつですね。とにかく考えていきましょう。
■賃金は、一度上げると簡単には下げられない。こういう時代は特に困りますね。
⇒ おっしゃるとおり、賃金を上げるのは、人件費は増えますが気分的にはとても楽。賃金を下げるのは、とても難しい。私も1人の経営者として実感しています。だからこそ、なぜ上げる(下げる)のか、それが説明できるようにしておくことが必要です。経営者の「感覚」を、言葉にしましょう。
皆様、ご参加いただきましてありがとうございました。