雪による遅刻の扱いはどうする : 給料は?有給使用は?
今朝窓を開けてみたら、外は銀世界。
もともと、雪が非常に少ない浜松です。けれど、昨日天気予報を見て「もしかしたら、18日の朝は雪が積もっているかも」と思っていただけに、 「ああ、やっぱり。」でした。
また今朝は、自宅を出たとたんに救急車のサイレン。そして事務所に着くと、目の前の信号でオートバイの転倒も。
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さて、こんな日に多いのが、車の渋滞による社員さんの遅刻。
そしてお客様から、遅刻の扱いについて質問をお寄せいただきます。
それに備えて今朝の事務所ミーティングでも、改めて事務所としての判断統一(確認)をしました。
うちの事務所のお客様へのお答えは、「遅刻扱いにされればよいですよ。」
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当然、道路の混雑を予想され、いつもよりかなり早く家を出られ、始業時間に間に合わせた方もいらっしゃるわけですから。雪と、雪による渋滞は「想定内」であると考えます。
また、社員から、「遅刻扱いになるより、半日有給にしてください。」 との申し出、これもよくあります。有給は前日までの申し出が原則ですが、急病の場合や、こういった雪・台風などによる遅刻の場合は、特例措置として有休を認めている企業様が多いです。なかなか有休をとれない社員さんも多いですから、まあ、これはこれでよいのではないでしょうか。
ただ、たとえば山の中の急斜面の上に会社があって、温度が上がらないと路面凍結による車のスリップ等で危険な場合など。そういった特殊なケースであれば、状況により始業時間を遅らせるなどの対応が必要な場合もあるでしょう。
また、社員側でも、自宅が山の中で路面凍結して危険、などの場合。それはその社員の個別事情として自分であらかじめ会社に「大変申し訳ないのですが・・・」と事情を話しておく、そのうえで始業時間前にもう一度会社に遅刻せざるを得ないことを連絡する、などとなるでしょう。もちろん、平地の友人や親戚の家に泊まらせてもらう、無理なら会社の近くにホテルをとる(自費になりますが)などの自己努力をされる、それが一番よいですが。「あくまで自分の事情によるもの」という考え方でお願いします。
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重要なのは、「わが社では、こういう時はこう取り扱います」というルールを社内周知させておくこと。それが一番大切です。ただし、もちろん社員の安全への配慮を前提にして。