営業の達人 & 自己管理の達人
☆ 営業の達人
朝、スタッフが、「プリンターの再生トナーを購入している会社から、今『このごろご連絡をいただいておりませんが、いかがですか?』という電話がきました。」と教えてくれました。
「え!?」
もちろんうちの事務所でもいろいろなものを外注・仕入れていますが、その仕入先からこんなお電話をいただいたのは初めてだったのです。私は感動し(オーバーのようですが、ホントです)、さっそくそのお電話をくださった方にこちらから電話をしてお話しをうかがってみました。
お電話をくださったのはそこの会社の社長さんで、(ちなみに、今従業員さんがいらっしゃらないので、自分でこなしていらっしゃるそうです)お話をうかがうことができました。
「お電話いただいたという事で、私びっくりしたんです。いつもお客様に、ああいった電話をされるんですか?」
「お客様のサイクルが大体頭の中に入っているので、『この頃注文がないな』と思うとデータで確認してご連絡を入れるんです。」
「お電話すると、反応はどうなんですか?」
「忘れていた」とか、「まだいいよ」とか、中には『ついでにこれもお宅にお願いする』なんて新しいご注文をいただけることもあります。」
「その他に工夫されていることもあるんですか?」
「以前は注文は電話でいただいていたんですが、FAXの注文用紙も自分で考えて作りました。今の若い総務担当者の中には、電話で話をするよりFAXのほうがいい、なんていう方もいるので。」
「いろいろ工夫されてるんですね。」
「以前松下電器にいたので、そのときに経営や営業の基礎をたたき込まれたんです。「待ちの営業」じゃあだめだって。」
お話をうかがってみると、営業担当だったらやってあたり前のような、特別難しくないことのような気がします。けれど、実際どの程度おこなわれているのでしょうか。大口に対してはあたりまえかもしれませんが、うちのようなたいして注文も多くない客先に対してまできちんとできていることはあまりないのではないでしょうか。
有限会社コルネットの社長さん、ありがとうございます。
そして、最初に電話をいただいたことを伝えてくれたスタッフにも、感謝!でした。
☆ 自己管理の達人
賃金のアドバイスのために、初めておじゃました会社の社長さん、お話をうかがっていて、私自身得るものがとっても大きかった、そんな今日の午後でした。
感心したことがいろいろ有りすぎて、今日はここには書ききれませんが、その方のお話で一番心に残った言葉。
「絶対に途中半端では終わらないんです。達成すればもちろんよし、ですが、仮に達成できなくても必ず、『できなかった』という結果を出して終わります。」
うーーーん!!
私だったら、できないとわかった時点でやめてしまったり、わざとあやふやにしてしまう、なんてこともしてしまっている気がします・・・。すごく感動を覚えました。
お話をうかがっていて、「この方だったらおっしゃることを確実に実践されていらっしゃるんだろうな。」と思える、すごく具体的なお話をうかがうことができました。
本当に、自分の仕事はありがたい仕事・・・。皆さんからいろいろなものを得させていただける・・・と、とてもうれしい一日になりました。