“婚活” という言葉から
昨夜のニュース番組で初めて聞いた言葉、「婚活」
「就活」ならぬ「婚活」は、字から想像できるとおり、結婚するための活動のことだそうです。
国勢調査を見ても、50歳時点の未婚率が男性約16%、女性7%強となっています。30年前には男性2%強、女性4%強だったという事で、男性の未婚率は今や6〜7人に一人、すごく増えているんですね。
「婚活」することも必要な時代なのでしょうか。
結婚したくない人、縁があればという人、したいけれどできていない人、まあいろいろな方がいらっしゃると思うのですが、つい先日ある経営者の方がこんなことをおっしゃっていました。
「告白する勇気が無いんだよ」
その言葉をうかがったときは「そうなのかなー」と思った程度でした。けれど昨夜「婚活」という言葉を聞いて、急にその「勇気がないんだよ」という言葉が思い出されました。
「勇気がない」というのは、
・振られて傷つきたくないという気持ち
= 傷つくことが恐い、慣れていない
・そしてその前提となっているのが、自信の無さ
= 収入や自分自身に自信が持てない
なのかなーと。
私も、これまで少子化対策としての企業側の責任として、主に「生活していける賃金を払う」という部分に目を向けていましたが、「そうかー、働く人達にいろいろな意味で自信を持たせることも大切なことだなー。」と改めて気づきました。
「婚活」という耳慣れぬ言葉から考えたことです。