横並びからの脱却

 こんばんは。

 製造業をはじめとした景気後退にある中、お客様から選ばれる為のある2代目社長の企業努力について、キラリと光るものを感じましたので紹介いたします。

 

 今回お話しする2代目社長に代わったのは一昨年のこと、失礼ながらこんなに従業員思いで経営に対して意識が高いとは思いませんでした。

 

 最近売上が伸びている・・・のナゼ?の問い掛けにも誠実な答えが返ってきます。

 

 それは確かに当たり前のことを当たり前にやっているようにだけに聞こえます。しかし、競合他社との差別化を図るため、お客様に選ばれるために、何をすれば認められ従業員も共感し同じ方向に前進できるか=売上向上に結びつくか真剣に考えた結果であることに気づきました。

 

 競業他社との横並びからの脱却。

 

 過去の遺物(暗黙の業界のルールやしがらみなど)から抜け出す経営者としての決断は、競合他社の経営者から見れば先代の努力を無視した行為に映るかもしれません。しかし、小さい努力の積み重ねが実を結び、横並びから自然と抜け出たこの芽は未来に向かってぐんぐんと伸び続ける強さを感じました。

 

 どんな企業努力をしてきたかお話しすることはできませんが、顧問先にそんな経営者がいることを誇りに思います。