「改正労働基準法」セミナーを開催しました

 世の中の変化に合わせ法律も改正が繰り返されます。今回の労働基準法の改正内容は、ともすれば厳しい経営環境にある社会情勢に逆行するような感は否めません。しかしながら、今まさに社会が直面している「少子高齢化」という社会問題を解決する糸口の一つとして、「長時間労働をなくして会社から家に帰し、子育てなど家庭生活にあてられる時間が増えれば、少子化の解消に繋がるはず。」という考えにも納得できます。とは言うものの、経営者の方々の「先が見えなくてとにかく不安だ」という言葉を聞くにつけ、「法改正?それどころじゃないよ・・・」という本音に同感してしまいます。

 

 今回のセミナーは、待ったなしでやってくる来年4月施行改正労働基準法を前に、「法改正の内容をしっかりと理解して、いかに上手に乗り切るかの対応実務」についてご提案をさせていただきました。

 

≪ 参加者からいただいたお言葉の一部 ≫

■義務・努力義務や実施範囲、基準の定め方など、論点が絞られていて、興味深く拝聴しました。今回のポイントを元にきちんとルールを設定しなくては!と感じました。 

 

■有給休暇の時間単位付与については、制度的には良いと思いました。その分、管理側にとっては、事務量が増加してくるので、賛否両論が出ると思います。 

 

■会社も大変な時です。多少仕事量が増えてきて、残業もするようになってきました。まずはどうしたら残業をなくせるか考えていきたいです。有休の件などは、職場より意見があがってこなくても検討していかないといけないと思います。

 

■労働者のために、という部分が強くて、企業にとっては大変さだけがあり、本当にどうかと考えています。

 

■割増賃金率、有給休暇等変更事項の法改正の知識の整理ができたと思います。どうすべきかは検討するが、情報入手がまず一番と考えました。今の環境下とこの法律改正のギャップを感じます。

 

■労基法の改正ポイントが良く理解できた。

 

■分かりやすく説明いただきありがとうございました。管理する事が大変になると感じました。

 

■大変役に立ちました。社に帰り割増率等の再確認をしたいと思います。

 

 ご参加いただきました皆様、誠に有難うございました。貴重なご意見、今後の参考にさせていただきます。

 

 これからも、中小企業が抱える問題をテーマに、セミナーを開催していきたいと思っています。皆様ありがとうございました。