定年後社員の「処遇」と「賃金」提案セミナー 3回目 を開催しました

昨日は、「定年後社員の『処遇』と『賃金』提案セミナー」の3回目を開催しました。

酷暑の中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

高齢社会化がどんどんすすみ、中小企業にも定年退職者が出ています。

そして、60歳以上の社員の処遇・賃金については、多くの企業様にとって、とても重要な検討課題になっています。

そんな中、60歳を過ぎて再雇用された社員から、「同じことをやっているのに定年で賃金が下がるのはおかしい!」との訴えがありました。

そして、東京地裁は会社に、定年前と同じ賃金を支払うよう命じたのです。

さて、このような社会情勢の中、今後ますます増えていく「高齢者の処遇」についてのご提案、それが今回のセミナーでした。

・・・

=== 参加者の皆さまからいただいたお言葉です ===

◆わかりやすく、また具体的で、大変良かった。このテーマに関して、今までわが社として迷いを感じたりモヤモヤしていたりしていた事の原因がどこにあったのか、原因となっていたことの正体がセミナーを聞くうちにだんだん見えてきたように感じた。

◆ この先、若い人に夢と希望を与えるべく責任も給与も上げたいが、高齢者の再雇用で難しいと感じていた。本人の思いと会社方の思いを理解させるべく、定年前の面談は正しかった。若い人を伸ばし、ベテランが育てる、伝承させることの喜びとやりがいになる仕組みで考えてみたいと思った。コミュニケーションももっと大切にしたいと、いろいろと考えさせられたセミナーでした。ありがとうございました。給与昇給システムももう一度見直してみたい。

◆ポイントに分けて説明していただいたため、今の制度でどの部分が不足しているかが明確にわかりました。取りいれたいけれど工夫・検討が必要なそうな制度など、新しい課題も見つかりました。また勉強を重ねたいと思います。

◆具体的な対応がイメージできるセミナーであり、有意義であった。節目を意識させるような取り組みを考え、トラブルの未然防止につなげていきたい。

◆報道が出てから、同じ状況での再雇用者がいるため、今後どうしていけばよいのか、対策しなくてはいけないとの話が出ていたところでしたので、大変参考になりました。会社と社員が納得できる形での再雇用の方法をとっていけるようにと思います。

◆具体的に数値や数字が出ているのでありがたいです。

◆給料ダウンの納得性の重要性を理解しました。

◆現実に即した対応がわかり、有意義な内容でした。中小企業なりの対応のヒントが得られました。

◆これから定年に近い社員が増えていく中、準備ができていなかったので、参考になりました。定年前から会社と社員本人がこれからどういう方向で契約をしていくかを、説明し話し合っていかなければいけないと考えさせられました。

◆今までは、定年後の給料に納得いかない場合は再雇用しなければいいという会社の考えでした。先生のお話を聞かせていただき、当事者の納得を得る努力が必要ということがわかりました。今年定年退職者がいるので、さっそくできることを検討したいと思います。

◆自社のやり方が妥当か不安だったので、聞けてよかったです。

◆いつも通り、とてもわかり易い説明でありがとうございました。    etc.

・・・

ありがとうございました。

今後のセミナーは、

●「タイムリミットまで約1年半!『有期契約約5年で無期雇用転換』への対応策」

8月19日(金)13:30〜15:30

http://seienroumu.com/blog/archives/415

●「『自社の退職金制度』 問題があるのかないのか、これからどうすればよいのかがわかるセミナー」

9月15日(木)13:30〜15:30

http://seienroumu.com/blog/archives/417

となっております。