部下との食事に「手当」を支給・・・なかなか珍しい取り組みですね
おはようございます。この時期、花粉症でお悩みの方が多いですね。西遠労務協会にも長年付き合ってきている人がいますが、私自身も大坂で働いていた当時、薬を飲んで乗り切っていましたのでその大変さを良く知っています。鼻水、目のかゆみ、頭痛・・・いろいろ症状はあるでしょうが、どうも先週からその症状が復活しているようで、困ったものです。
昨晩は自宅にて晩御飯を食べている最中、長男が珍しく?ひどくワガママを言っていました。父親として新米の私は、まだその対応に迷うところがあるのですが、真剣に最後までそのワガママに向き合っている妻の姿を見てとても頼もしく感心しました。家庭でもいろいろと教えられることが多く感謝しています。
さて、今朝はコミュニケーションについての記事を、読売新聞より紹介します。
−部下との会食・冠婚葬祭費に「手当」、日本綜合地所が支給へ−
マンション分譲大手の日本綜合地所(本社・東京)は3日、部下との会食費や冠婚葬祭費にあてるための「部下手当」を4月から管理職に支給すると発表した。
役職と部下の人数に応じ、毎月10万円〜30万円を支払う。最近は、多くの会社で上司と部下が飲みに行く機会が減り、社内の意思疎通が難しくなる傾向にあるとの声もある。同社は、手当を使って上司が部下との交流を盛んにし、社内の人間関係を円滑にしてくれることを期待している。
対象となるのは副課長以上の約60人で、取締役は除く。経費ではなく給与の一部として支給するため、領収書は必要なく、他の目的に使っても罰則はない。ただ、通常の給与口座とは別の専用口座に振り込み、手当の狙いをはっきりさせる。同社は「コミュニケーションをスムーズにし、業績向上に結びつけてほしいと考えた」と説明している。(記事終了)
多くの企業で、経営者と幹部・上司と部下のコミュニケーションをどのようにとったら良いのか?というお話しをいただきます。特に今の若者は「仕事は仕事」と割り切る面が強いようで、「なんでそこまで働く必要があるの?」「大変な思いまでして働きたくないので、仕事を増やさないで下さい。「仕事が終わったらプライベートな時間だから好きなようにさせてください。」なんてことを耳にすると、う〜ん・・・分からんでもないが、常識?非常識?その対応に悩まされます。
コミュニケーションをはかるために、今回紹介した記事の会社の取り組みもまた一つだなと思います。確かに私も新卒で入社したての頃を思い出すと、よく先輩や上司に飲みに連れて行ってもらったものです。淡々と説教をされることもありましたが、それもまた楽しく聞いていました。「仕事は仕事、仕事が終わったらプライベート!」と割り切らずに、良い仕事につながるよう人間関係を深めたいものです。
西遠労務協会でも、社内コミュニケーションの改善にお役に立てるよう「社内コミュニケーション診断」に取り組んだり、「社員面接」サイトを立ち上げて、コミュニケーションの大事さを呼びかけていいるところです。皆様の会社でも、何かお役に立てることがありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。