昨日は顧問先で面接のフォロー研修をしました
昨日は、顧問先企業で、管理職の皆様を対象に面接の研修をおこなわせていただきました。
こちらは、2年前に人事賃金制度を作らせていただいた会社です。制度導入にあたって当時面接の研修もさせていただいていたのですが、その後新たに管理職になられた方たちが研修を受けていらっしゃらないこと、また以前受けていただいた方もフォローの意味で一緒に受けていただきました。
以前研修を受けてくださり、その後実際に部下との面接をしていらっしゃる管理職の方々は、かなり戸惑っていらっしゃった一回目のときと比べ、「上達されたなー」という印象を受けました。また、今回初めて研修を受け、これから管理職として部下と面接をされる方たちは、やはりちょっと緊張とぎこちなさはあるようでしたが、それでも「研修を受けてよかったです」と言っていただき、私としても「よかったなー。」でした。
面接は、人事賃金制度の中では必須になっています。けれど、面接が適切におこなわれている企業が、一体どれだけあるでしょうか。
面接は、「部下に、できていないところを注意する、叱咤激励する場」ではありません。こういった面接で、部下がヤル気になってくれるでしょうか。誰でも、押し付けられたことはやりたくはないものです。それでも仕事だからとがんばる、そしてそれが大きなストレスになってしまい、結局仕事が、会社が、おもしろくない・・・それでいいわけがありません。
押し付ける面接をしていたのでは、面接は部下にとって憂鬱な時間になってしまいます。「上司と部下が改まって向き合うせっかくの時間」である面接、上司と部下が「やってよかったなー」と感じられる、その後の報連相やコミュニケーションが面接を起点に活発になっていく、ぜひそんな時間にしていただきたいと思っています。
面接には、心構えや事前準備、そして技術が必要です。もしも面接が適切におこなわれたら・・・企業のコミュニケーションは飛躍的によくなっていきます。
・人事賃金制度の運用の状況にちょっと疑問を感じる
・社内のコミュニケーションがどうもよくないと感じる
そんな時はぜひ一度、ご相談いただけたらと思います。
また、いつも東京銀座でやらせていただいております「面接のセミナー」、次回から「面談」にバージョンアップして日程が決まりました。前回早々に定員になり、また参加者の皆様の満足度も非常に高いこのセミナー、こちらもぜひご参加ください。