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ビジネスコーチング入門

ビジネスコーチングとは

「うちの管理職はちっとも部下の面倒をみていない」「部下がヤル気を出さない、言われたことしかやらない」 コミュニケーションがうまくいけば、会社で起こる問題の多くは解決できます。

コーチングとは、一言で言えば、相手が問題を解決したり目標に向かったりする、その方法を自分で考えて選び、そして実践するのを援助するかかわりです。そしてその中でも、企業などで管理者が部下に対しコーチングを使っておこなうコミュニケーションを「ビジネスコーチング」と言います。

コーチングの基礎になる人間観は、「人はみな大きな可能性を持っている」というものです。部下のことを「どうせダメ」「能力が無い」などと決め付けてしまうことはありません。卵は適切な温度下で大切に扱われれば孵化し、育っていける大きな可能性を持っています。けれども冷え冷えした場所に置いたり、乱暴に扱ったりしたとしたら、孵化しないどころか壊れてしまいます。部下はこの卵のような存在であり、会社や上司の対応により、大きく育つことも反対につぶれてしまうこともあるのです。会社や上司は、可能性を信じ、その大きな可能性を持った卵が孵化し、育つ環境をつくっていかなくてはなりません。この環境づくり、いいコミュニケーションのために、ビジネスコーチングの技術はとても大きな役割を果たすのです。

ビジネスコーチングは、気持ちよく働けるイキイキした会社作りにとても有効ですが、コーチングが有効に機能するためには経営者と社員、上司と部下の信頼関係が重要になります。反目しあった関係、不信感をいだきあった状態では、せっかくビジネスコーチングの技術を習得したとしても相手は「話したくない」「言われたくない」という気持ちになってしまい、問題解決を援助どころではありません。

ビジネスコーチングを有効に機能させるために

■これはマズイです
・部下の話をいつも聞き流す
・一方的にしゃべっていることが多い
・「能力が無い」と決め付ける
・部下を自分の意のままに動かそうとする
・みんなの前でののしる

もしもこんな状況があったとしたら、それは部下にとって不幸なことであると同時に、結局上司にもいい結果はもたらしません。
■実行していただきたいこと
・部下の話を興味深く最後まで聞く
・部下にこちらから挨拶する 部下にこちらから話しかける
・部下のいいところを見つけ、部下に伝える
・一緒に喜ぶ、悲しむ
・部下を自分の手足としてばかり使わず、仕事を任せる
・自分のマチガイは、認めてわびる

まずこういったやり取りを地道に続けていくことで部下との信頼関係をつくり、そしてビジネスコーチングを学び実践することにより、目標達成と同時に気持ちよく働ける会社をつくっていっていただきたいと思います。
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